Ishioka, Japan
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御祭神は宇迦魂命。創建年代は不詳ですが,社伝によれば常陸大掾国香以来領主,地頭の祈願所と伝えられ,上下の崇敬篤く町の鬼門除として社殿が築かれたといわれている。昭和59年拝殿が消失,その後再建。元は広大な社地を持ち,大正時代には東京からもたくさんの講中が参拝に訪れるほどの興隆を極めたと云う。 再建された拝殿は比較的新しいですが,裏の御本殿の柱などは表面が炭化していました。火の手が迫って危うい状況だったのでしょう。 今では狭い裏通り沿いに入口がありますが,一の鳥居から走る参道の素木の奉納鳥居の列や境内の石碑群を見れば,往事の繁栄の様子は充分に覗うことが出来ます。丁寧に掃き清められた境内には石碑やお稲荷様と共に色鮮やかな遊具がおかれ,社殿裏は「木比提子供の遊び場」となっており,地域の拠り所,大切な鎮守であることに変わりないのは明らかです。
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きびさげ稲荷神社。創建は不明。神社誌では江戸時代となっているが、言い伝えによると常陸大掾氏の時代鬼門を守る社として祀られた。これは私の推論ですが黍(きび)とは五穀のひとつ縄文時代からの穀物のひとつ。黍は収穫の時期になると稲同様頭をさげる。祀られている倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は主に稲、転じて食物の神。石岡市石岡字木比提(きびさげ)は大型商業施設を含みかなり広い。大正時代は講中があり、かなり賑わったという。 木の無色の奉納鳥居がかなりある。神社の隣に小さいがキツネの焼き物が賑やかに奉納されている。古老の話によるとここが昔の稲荷であったという。そこにはむかし、大きな祠「穴」があり、懐妊したキツネがすんでいたという。水戸街道の並木道。近くには一里塚がある。神社付近は林に覆われていた。道中の人々もお参りして得を得たであろう。「おあな様」の話は各地にあるが常陸府中では身ごもったキツネの話である。
懐かしい場所です
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