Zushi, Japan
Numama, 2 Chome−4
N/A
天平時代。沼間がまだ沼浜と呼ばれていた頃、沼地には恐ろしい大蛇の主が棲みつき、時々村中を荒らし廻っては人命を殺めることもあり村人たちは困っていた。たまたま行基が岩殿寺や神武寺などへ立ち寄っていたので、守護職の長尾左京大夫善応は大蛇の話をし退治方を懇請した。行基は十一面観音像を自ら彫刻し、これを小船に乗せて経文を唱えて祈祷をおこなった。大蛇が現れ舌を火焔のように吐きつつ、毒熱を放って人々の乗った船に迫ってきたが、観音の功徳で大蛇はついに力尽きて倒れたところで行基は大蛇を諭した。すると大蛇はその非を悔いて姿を消した。人々はこの大蛇を哀れみ、大蛇の棲んでいたこの池を埋め、大蛇には頭が七つあったので、頭一つずつ祀る七つの社が建立された・・・というのが伝承されている経緯です。この祠は残存するうちの1つ。残りの6つの所在は定かではありません。十一面観音像は法勝寺に祀られています。この祠の屋根の左右両端に特徴があり、まるで蛇の目のようにも見えます。昔はちゃんと真っ赤な朱塗りの鳥居があったのですが朽ちて消えてしまいました。クラウドファンディングしようかな(笑)
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池子、沼間周辺の「七諏訪伝説」に由来する祠 七ヶ所ある祠の本社 駐車場脇の空き地にポツンと置かれている。 周辺の開発により元々有った場所から移されたのでは無いだろうか。 他の六社 大銀杏下社 西ケ谷戸社 大谷戸社 秋ヶ谷戸社 谷の空社 神武寺 車地蔵脇社
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